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コチンに惹きつけられる

  • shigeru omura
  • 2023年12月26日
  • 読了時間: 1分

南インド・ケラーラ州の州都であるコチン市の魅力はブレンドされたアロマオイルの魅力に似ている。州都、大都市、港湾都市、観光の中心地という顔に加え、日本では味わえない異国情緒に溢れている。緑と歴史が縦糸であり、そこに関わった人々のストーリーが横糸で織られた布に似ている。日本でも人気の”マディソン郡の橋”の著者であるジェームスウイーラーの次作”シーダースリバー”はこの地が舞台となっている。主人公のアメリカ人は妻が突然いなくなりやっとインドにいる事を突き止めた。妻の足跡を追ってマドラス市(今のチェナイ市)に上陸し南インドを横切ってケラーラ州に入る。妻にはかってインドの独立戦士の恋人がいたことを知る。妻が向かった先がコチン市であった。この本の帯にケラーラのバックウオーターの画像が使われ印象的である。ケラーラは傭兵を育成した土地でもあった。そのためラリヤパリアットという武術も発展した。YMOの皆さんをケラーラに招待する企画をインド政府観光局のパンディ局長と実現した。この時の印象から”コチン”という曲が生まれ、YMOのイギリス公演で披露され大人気の口火となったと記憶している。

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